横浜市で賃貸不動産を借りるのに必要な敷金・礼金とは
神奈川県の県庁所在地でもある横浜市は、住環境がよいなどの理由から県内でも人気を集めている都市です。他のエリアから引越しして住むときには、賃貸不動産を利用することで住みやすさや子育てのしやすさなどがわかり、自分たちにとってよい環境であれば今度は物件を買うなどのライフスタイルで生活を送ることも可能にしてくれるでしょう。
横浜市のよさを知るのにも最適な方法
神奈川県は東京都に次ぎ人口が多く、神奈川県の中でも最大の人口規模を誇るのが横浜市です。市域は18の行政区にわかれていて、それぞれに特色があります。最初からどのような場所に住まいを求めるのか決めている場合は、マンションや一戸建てなどの物件を買うこともできるでしょう。
しかし、新しい場所で生活するとなったときには、どのような地域であるのか実際に住んで確認するのが最適です。購入するとなると簡単には引越しすることはできませんが、賃貸不動産を選べば購入するのとは異なり、引越しも臨機応変にできるようになるでしょう。
なお、賃貸不動産の多くは2年ごとの更新により継続して住む、もしくは住み替えるか決めることになるのが特徴です。更新のときには家賃1か月分程度の更新料がかかりますし、物件の中には家賃が値上げになることもあるでしょう。長年住み続けているときなど、家賃の値上げに伴い別の場所に引越しを考える人も多いようです。
賃貸不動産を借りるときには、初期費用が必要になりますが、初期費用は大きく分けると敷金・礼金・仲介手数料・前家賃・引越し代などがあります。2年間の更新のたびに新しい場所に引越しをすると、毎回初期費用の出費があることも考えましょう。横浜市に住んでみたい人は、事前にどのような行政区が自分たちのライフスタイルに合うのか、調べておくことをおすすめします。
敷金や礼金とはどのような初期費用になるのか
横浜市で賃貸不動産を利用するメリットは、あこがれの地に住まいを借りることができると考える人も多いのではないでしょうか。購入物件とは異なりローンの審査が不要で、毎月ローン返済のことを考えずに済みます。
また、持ち家の場合は毎年固定資産税を納め、家の老朽化に伴い外壁や屋根などのメンテナンス、水回りなどの修理といった具合に、費用がその都度必要になるのです。ただし、持ち家を持つということは、ローンすべてを払い終えれば土地とおよび建物すべての所有権を得られる(一戸建て住宅の場合)、自分の持ち物になるなどの魅力があるわけです。
賃貸不動産の場合は、毎月家賃や管理費などを払うことで住み続けることはできても、財産が残るものではない、このような違いが両者に存在します。敷金は、住んでいた部屋を大家に返すとき室内のクリーニングなどで使うお金で、家賃の1~2か月分が相場です。礼金は大家に対して部屋を貸してもらう際のお礼にあたるお金で、これについても家賃の1~2か月分が相場になっています。
仮に、家賃が10万円の賃貸不動産を借りる場合、敷金と礼金がそれぞれ2か月分になっている場合では、入居前に40万円のお金を用意しておかなければいけません。これに加えて不動産会社への報酬として、仲介手数料や前家賃1か月分、引越し費用などのお金を用意しておく必要があります。
入居年数が短いときには返還されることもあります
敷金は、退去後に行うハウスクリーニングの費用に充てるお金です。横浜市の中にある賃貸不動産の多くが家賃1~2か月分になっているようです。中には敷金がゼロになっている物件もあるのですが、入居の際の初期費用を節約できるメリットがある反面、退去の際に修繕費などの請求が行われることもあるため、事前に不動産会社の担当者に尋ねておくとよいでしょう。
基本的に、敷金は部屋の中をキレイに使い続けていればハウスクリーニング代も少なく、余剰金は退去の際に清算されて返金されることもあります。仮に、家賃10万円で敷金が2か月分の場合は、20万円の修繕費用を払っていることになるのですが、部屋をキレイに使い入居年数が短い場合などでは10万円前後でクリーニングができることもあるでしょう。
この場合は、クリーニングに敷金を使い、余剰金を返すといった形で返還されるため、賃貸不動産を利用するときには常に借りたときと同じ状態に戻して退去するような心がけが大切です。
礼金は、大家さんへのお礼となる費用ですが、横浜市の賃貸不動産の中には礼金がゼロになっている物件も少なくありません。大家さんとなるのが個人ではなく法人組織などの場合、入居者から費用を徴収することなく、家賃だけで運営ができる場合などは礼金がゼロになるケースがあるようです。
横浜市は神奈川県の中でも人気が高く、横浜市エリアに住んでみたいときは、賃貸不動産なら気軽に住み替えができるのではないでしょうか。横浜市エリアにある賃貸不動産の多くが、敷金および礼金が2か月分になっていますが、中には敷金や礼金がゼロの物件もあるので初期費用を節約したい人などおすすめです。