横浜市の賃貸不動産で害虫が発生したときは?対処法を紹介
横浜市で賃貸住宅に住んでいるとき、害虫が発生するとどのように対処すべきかわからない場合もあるでしょう。対処法は害虫の種類によって異なりますが、害虫だけでなく害獣が発生するケースもあるのです。快適な生活を送りたいなら、賃貸の契約前に対処法を確かめるようにしましょう。そこでこの記事では、害虫への対処法を紹介します。
害虫の種類
害虫が発生したとき、種類や特徴を知っておくと比較的対処しやすいでしょう。ここでは賃貸で発生しやすい害虫の種類を紹介します。ゴキブリは見た目がグロテスクで、人体に直接的な害がないものの、気になる人が多いでしょう。一度発生すると動きがすばしっこいため、退治や駆除が難しいのが特徴です。発生する場所は、家具やゴミ置き場のすき間などが多いとされています。このあたりに巣を作るケースが多く、不衛生な場所に発生しやすいため、古い物件になると遭遇する確率が高くなるでしょう。
また、ハエやコバエは基本的にドアを開けているとそのすき間から中に入り、室内を飛び回ってしまいます。ハエやコバエは飛ぶ音もするため、近づかれると落ち着かなくなるものです。コバエは水回りや生ゴミの近く、排水管など不衛生な場所に発生しやすく、小さくて繁殖スピードが早い傾向があります。
アリやシロアリは低層階に出没しやすく、甘い物や食品が落ちていると集まってくることが多いようです。また、いつの間にか靴についていることもあり、そのまま放置すると建築物に被害を与えるため注意しなければなりません。コクゾウムシは米びつなどにわき、蛾が米に卵を生むことで増殖するケースもあります。
害虫への対処法
害虫がいると快適に暮らせなくなってしまいますが、事前に対処法を知っていれば駆除することも可能です。対処法は虫が発生する原因をとにかく改善することを意識し、焦らずに落ち着いて対応しましょう。
害虫の原因は、
・入り口を開けたことによる外からの侵入
・不衛生な環境や湿度
などがあります。なるべくこのような状況を作らないように気をつけましょう。夏場になると風通しをよくするため網戸を使いますが、破れていればそのすき間から害虫は入ってきます。そのため、夏になる前に網戸のメンテナンスをきちんと行いましょう。また、虫を防ぐために据え置き型の薬剤を置く、掃除をこまめにして不衛生な環境を作らないようにすると効果的です。ゴキブリは家具などのすき間にいるので、掃除は少し大変ですが、手を抜かないようにしてください。
そもそも害虫のいない家に住みたいと思う人もいるかもしれません。しかし、新築であっても害虫が発生しない家だとは断定できないのです。そのため対策をきちんと行い、快適に暮らせるように意識する必要があります。もし害虫が大量に発生して困っている場合は、専門の業者を利用するのもひとつの手です。自分自身ですると失敗するリスクもあるので、専門の業者なら安心して任せられるでしょう。
また賃貸住宅に住んでいるなら、オーナーに相談すると最適な方法を決めてもらえ、速やかに対処することが可能です。害虫が発生する場所が共用スペースであれば管理者側が駆除する必要があり、伝えると業者に依頼してもらえるでしょう。しかし、自分自身で勝手に業者に依頼するとオーナーが困惑することも多く、かかった費用を負担することになるため、先に報告してから段取りを決めることが重要です。
害鳥・害獣にも注意しよう
虫以外にも鳥や獣などがいるため、それぞれの対策を講じる必要があります。害鳥はハトやカラスなどが該当し、とくにハトの糞による被害はもっとも多く悩みどころです。糞の被害はエントランスなどの共用部分やベランダ、バルコニーなどの屋外スペースなど、多岐にわたります。またハトやカラス、ツバメなどはそのまま放置すると病気の原因にもなります。
処分するときはそのまま素手で触ると危険です。マスクを付けて、使い捨ての手袋を装備して処分する必要があります。ベランダに侵入させないための対策としては、原状回復ができる範囲内で、ネットを取り付けて忌避剤をまくなどの方法があるでしょう。また、ハトやカラス、ムクドリは大群を作って飛んでくることもあるため、騒音を発生させ近づかないようにすることも重要です。
害獣にはネズミや野良猫などが挙げられ、屋根裏や家屋の中に住みつく傾向があります。食品や電気コードの近くにいると危険なため、発見したらすぐに追い払わないといけません。追い払うときは先にオーナーまたは管理会社に連絡し、指示された通りにする必要があります。野良猫は駐車場や駐輪場などに住みつくこともあるため、餌をやらないようにしましょう。害獣は害虫よりも厄介なため、発見するとすぐに対処する必要があり、自分で勝手に判断せずオーナーに相談すると、対処してもらえることもあります。
賃貸住宅で暮らすときに虫や鳥、動物などに悩む人も多いですが、対策を知ると発生しないようにすることもできます。発生したときはすぐにオーナーに報告してから対処しないと手遅れになり、勝手に判断してすると失敗して逆効果になることもあるようです。中でもコバエやゴキブリはすぐに対処しないと増えやすくなるため、発見したら速やかに対処するようにしましょう。